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2008年5月

「楽しさ」と「正しさ」の狭間で...

 まずは、前回の続きでタミヤ本社で開催されたミニ4駆レース大会について、到着時にはレンタルマシンで息子を参加させようと思っていたジュニアクラスは既に終了、そのため私のみがオープン部門での参加する予定でしたが、受付の方から「せっかくもう1台マシンがあるなら息子さんも一緒にどうですか?」との優しい言葉に甘えまして、親子で参加することになりました。

Img_2115_2  初めての5レーンのサーキット、おまけに攻略ポイントともいうべき「テーブルトップ」と呼ばれる立体交差は初体験で、実際キチンと走ってくれるかどうかの方が心配でしたが、いざ走行開始してみると思いの外スムーズに周回を重ねてビックリ!正直普段草レースで走る3レーンのコースの方が難しいのではとさえ思いました。

 で、息子には「ワンウェィホイール」装着したコンサバタイプのマシーンを、私はブレーキとウェイトを装着した攻め気味タイプのマシーンでエントリー、練習走行でも意外にスピードも出ていて「これなら案外いけるかも!」と思っていた矢先に案の定トラブル発生!!、予選直前になって2台揃ってノーズユニットが破損し交換するハメになって大わらわ、何とか出走前までには修復完了しましたが最終チェックを行えずに一次予選を戦うことになりました。

Img_2117  さて一次予選の内容ですが息子のマシーンは安定感がものをいい、クラッシュリタイヤしていく他車を後目に悠々トップチェッカー!見事一発で予選を突破しましたが、私のマシーンは修復後何故かバランスが取れず、あんなに安定していた「テーブルトップ」で姿勢を乱しコースアウトする始末、ウエイトを増やしフロントのローラーの径を上げることで何とかバランスを取り戻し、三回目にしてようやく予選を突破しました!。

 その勢いで...と思いきや流石に二次予選ではそうはいかず、息子も私もそれぞれのグループで二位で踏ん張るのがやっと、その後最終コーナーでクラッシュリタイヤとなり遭えなく撃沈となりました、ですが初めての本格的なレースと考えれば十分すぎるほどの結果でしたがやっぱりどこか後ろめたいのも事実...、恐らくは我が家のような参戦方法を快く思っていない方もみえるでしょうし、やっぱり「ミニ4駆のレースは自分で製作したマシーンで参加するのがマナー」というのは大前提ですからね。

 なのでこれまでアップデイトを施してきた息子達のマシーンは、レストアを施した後「しかるべき時期」が来るまで「お蔵入り」することに、今後長男とは「レンタルマシーン」ぐらいまでのチューンに留たモノを再度一緒に製作し、次男至っては完成品のマシーンにモーターとベアリング等を交換した程度のモノを用意して、いわゆる「カスタマーカー禁止!」で参戦する事を徹底しようと思いました。

 そのために息子達の知識と製作技術を高めてあげようとも思うので、修行の意味で現在募集中のミニ4駆の工作体験が出来る「タミヤの夏休み見学会」に応募してみようかなとも、なによりミニ4駆が私だけの趣味で終わらないためにも、相手も納得してレースなんだよと子供達に教えていくために、今後は「楽しさ」と「正しさ」の狭間にある「モラル」もしっかりと伝えていこうと思います。

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静岡ホビーショウ08

 Img_2034 今年もやってきました「静岡ホビーショウ」(「ショー」が正式名称だそうですが本ブログではそのままいきます)、例年でしたら宿の手配をして遅くても土曜日の午後には現地入りするのですが、今年は前述の通り長男と二人での参加のため「強行日帰りスケジュール!」となり、(駐車場と先着プレゼント確保のため)朝4時起きの6時半到着で現地にやって来ました。

 Img_2035 Img_2037 ツインメッセ入口まで来ると自衛隊のキャリアトレーラーが鎮座しており、これも展示物?と思っていたところディーゼルとおぼしきエンジン音が...そうそう!こいつを運んできたわけですね、エンジン音もそりゃ市販車に比べれば大きいですが、それほど「朝からうるさい」と感じるほどでは無いのにもビックリ、なにより生で戦車が動いているところはなかなか見られないのでチョット嬉しいハプニングでした。

 Img_2049 Img_2063 Img_2065 Img_2068 Img_2072 Img_2073 Img_2082

そうこうしているうちに開場待ちの列もドンドン延びてきて、「少し早めに開いてくれるかな?」とも思っていましたが、なんのことはなく定刻通り9時にスタートとなりました、早々にバンダイとタミヤのブースに直行!話題の「ガンダムVer2.0」やボトムズの「ファッティー」、マクロスFの「VF-25」の展示を見てきました、その後はタミヤでミニ4駆をはじめとする新商品チェックし、フジミの「250GTO」や個人的に一番発売が楽しみな「126CK」、アオシマの「GT-R」の試作モックアップを見てきました。

Img_2055  私的もうチョット開発担当の方と話がしたかったのですが、「次に行こう!」と息子に裾を引っ張られなかなか長居は出来ず、少しばかり消化不良でしたがどの商品も好印象でしたので発売を楽しみに待ちたいな~と思います。

Img_2089Img_2103   その後はクラブの合同展示会の方に足を運び、リンクでお世話になっている方々の作例を拝見、こっちの方が思いの外子供の食い付きが良く、お気に入りの作品(もっぱらガンダムダブルオー関連ですが)を見つけては制作者の方に賛辞を送っていました(笑)。

Img_2114Img_2115  その後会場内の「モスバーガー」で早々に腹ごなしをし、シャトルバスに乗って「タミヤ本社」に直行、もう一つのお目当てであるミニ4駆のレースに参加しました、レースの模様は長くなる?のと、それとは別に「ミニ4駆」に関して後日チョット考えさせられる事があったので改めて記事を用意しようと思います、ですが「私達親子」に限って言えば十分楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 本社でのイベントも区切りがついたところで、撤収作業応援のため再びツインメッセに移動、無事に今年のホビーショウも終了しました、何より今年は「モデラー」としてではなく「男の子の父親」として参加を望んだ訳で、いつも以上に疲れましたがその分しっかり楽しめたかな?と思います、ですが自分の展示作品が無く「モデラー」として参加出来なかった事に空虚感があるのも事実、特に私の作品を楽しみにしていたクラブの仲間や友人らには本当に申し訳なかったな~と反省しています。

 ただ息子が1日を通して本当に楽しんでくれて、これまで以上に模型製作意欲が高まってくれたのが救いかなと、普段はあまり喜ぶようなことはしてやれませんが、せめてこの分野では「格好いい父親」であれるよう、これからも親子で身の丈にあったレベルでミニ4駆や模型製作を楽しんでいければと、帰りの高速の渋滞中に子供の寝顔を後ろに見ながら思いました。

 最後にホビーショウでお会いした皆様お疲れさまでした、来年は今まで以上に多忙が予想されどのような形になるか見当も付きませんが、出来ることなら今年成し得なかった「モデラーな男の子の父親(すっごい強引)」として参加できるよう頑張りますね。

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納得の出来る結果を目差して!

 いよいよ静岡ホビーショウまで1週間を切り、リンク先の方々も追い込み開始!、いった感じ。

Img_2031Img_2029Img_2032    で、当の私はというとあれから特にトラブルもなく、現在は「TS-29(セミグロスブラック)」での塗装指示があるところに、せっせと「カーボンデカール」を張っているといった感じ、これがやり出したら止まらなくて、全体的な統一感を得るためにドンドンエスカレートする始末、今はコックピット内の作業に取りかかっているのですが、「バスタブ」形状のため四苦八苦といった感じです、他にもテールライトカバーやコックピット内の小物にも全く手を付けていなかったので、「やっつけ」でも良いから何とか間に合わせようと思っていたところに、困った現象が出現しました。

 先月後半にクリアー塗布を敢行し、GW前半で粗方研磨作業に目処が付いていたボディーですが、目に見えて「引けて」きているいるのにビックリ、冷静に考えれば気温の上昇や乾燥具合、またクリアーの品質が向上したと言っても所詮は「ラッカー塗料」な訳で、いくら乾燥が早くても経時変化で「引ける」のは当然、通常なら塗布から研磨まで必ず1ヶ月以上は間隔を開けるところを1週間で行えばそういった兆候も出現するはな~といった感じです、おそらく現在も「進行形?」であると考えられるので、今執拗に研磨作業をするのは返って余計に「塗膜の減少」を促進させるのではないかと思い中断する事にしました。

 そのためやむ得ない結果とはなりましたが、今回ホビーショウも泣く泣く出品NGということに...なってしまいました。

 ただ、トラブルに泣かされてきた今までと違い、製作そのものが断念となるわけではないので(クラブのみんなや完成を楽しみにしていた皆さんには大変申し訳ないのですが)特にショックと言ったわけでもなく、むしろボディーに関してはコンパウンドのみの研磨で済まそうと思っていたところを、ペーパーでデカールの段差を消して再度「傷消しクリアー」を塗布し、十分に乾燥したところで研磨を行うといった「踏ん切り」が出来るようになり、チョットホットしています。

 また、今回のホビーショウは日曜日しか参加が出来なくて、クラブ員の皆さんとご一緒出来ないことから作品の展示が困難、尚かつ当日は長男と一緒に参加と言うことで、会場内の見学や田宮本社のオープンハウスでのイベントに参加を予定しているため(ホントはバンダイ静岡工場のパブリックオープンにも行きたいのですが、移動時間がもったいないから無理かな?)クラブの展示ブースに張り付いてばかりもいられないことが予想でき、そんな状態では「やっつけ」で持っていってもな~...とも思っていました。

 それとは別にどうしても「仕上がりに拘りたい理由」があって、ひょっとしたら来年は今より模型製作に当てられる時間が短くなってしまうのでは無いかという心配が...、多くは語りませんが仕事の関係で幾つかの資格取得が必要となり、勉強等にかなりの時間が必要であると予想されるからです。

 だからといってこの趣味を完全に中断とかするつもりなく、むしろ息抜きがてら継続していく所存ですが、アイテム的には今以上に「細ーく長ーく」続けていけるようなモノになるだろうと思いますが完成までには今まで以上に時間を要する様になるかな?と。

 なので今の時点で「自信作」と呼べるモノをどうしても作っておきたい、その為には完璧とはいかなくても可能な限り「妥協点」は少ないモノをと思い、かなりいい感じできているARTAを「もう少し拘って、納得の出来る作品にしたい」と思ったのが製作延長の「本当の理由」です。

 もはや「毎度のこと」とも言える製作延長ですが、いっそのこと梅雨入り前までにデカール段差の研磨と傷消しクリアーを吹き、梅雨の間に内装や小物を仕上げてそのまま一夏乾燥させ、完全に「引けきる」だろう秋に最終研磨を行って完成といったスケジュールで行きたいと思います。

 本作品の完成を楽しみにしている皆様には本当に申し訳なく思っていますが、クオリティーアップのためのやむ得ない判断とご理解いただければと思います。

 オイオイそれにしてもチョット時間掛け過ぎじゃないかって?、もちろんその間にもう1台!中断中のバンダイのSC430を再始動しようと思ってますよ。

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今年「最初」にして「最後」の...

 皆さんGWはいかがお過ごしでしたか?私は仕事半分休み半分、うち「模型製作」は休みの1/4ぐらいかな?。

 まあ何かと話題には事欠かない日々を送り、ここいらでまとめてアップしようと思っていたのですが...その前に個人的な感想とはいえ「自分の気持ちを書きとどめておかなければ」と思い、今年全く触れることの無かった「F1、スーパーアグリ」についての私感を述べたいと。

 正直今シーズンのスタートから参戦が危ぶまれていた時点で、今日のこの日が来るんじゃないかと思っていました。

080506125923_1   何故ならオフシーズンから同チームに関するポジティブなニュースは全く聞こえてこない、恐らくは体勢面はメインスポンサーは決まっていないうえ(今日の発表にもあったように)昨年のSSユナイテッドの契約不履行により相当な借金もあったからでしょう、かつシーズンを戦うマシンはブレーキングスタビリティーがダメダメで「失敗作」と名高い昨年型のRA107ベース、オマケにTCS(トラクションコントロールシステム)の禁止と来れば、琢磨選手ら開発に長けたドライバーでもまともにコーナーが攻められるわけもない、そうなると「アグリ氏に協調できるバブリーな出資者」や(後半戦で使えたかもしれない)ホンダの今期型RA108が「めっぽう早くて開発もスムーズ」などといった「よほどの幸運」が無い限りはシーズンを戦うことはおろか、ひょっとしたらアロウズの時のように「撤退」もあるのかも?といった不安は絶えずありました。

 なので開幕戦での中嶋Jrの入賞などがあっても、どこか「心ここにあらず」といった感じ(実際その日はGTの開幕戦でNSXの惨敗を見ていたので「尚更」だったかも?、オマケに「安定感が売り」といわれる同Jrも去年のブラジルから今日までどこか「ドタバタしっぱなし」の印象を受けイマイチ感情移入が出来ないです、まあ琢磨選手もデビュー時や05年もそうだったと言えばそうですが、見ている私達の「ナショナリズム」をかき立てるほどではないといった感じ、やっぱりバックに「toyota」がいるからかな?)、今シーズンはF1を見ていてもどうにも楽しむことが出来ませんでした。

 ですが、フライアウェイの3戦を過ぎた頃には、大口のスポンサー(買収かな?)契約もまとまりそうとの「ポジティブ」なニュースも聞かれるようになり、今年のF1についてはスーパーアグリの体勢が「オールグリーン」となり琢磨選手が「本来のアグレッシブな走り」を取り戻してから書き記そうと思っていたのですが....まさかこんなに早く、拭いきれない不信感とやるせない喪失感、そしてどうしても諦めることも受け入れることも出来ない思いを私達ファンに抱えさせこの様な結末をむかえるとは....。

 思えば3年前、ホンダから放出された琢磨選手と同様、私も公私ともに不遇な思いにさらされていました、そんな中アグリ氏が「メイドインジャパン!」としてチームの立ち上げ、琢磨選手を起用してF1に参戦するといったニュースには感嘆させられ、直ぐさま同チームのファンクラブ(琢磨選手のファンクラブと掛け持ちで)に入会しました(そりゃそうでしょ、だって何だかんだ言ってもホンダはイギリス、トヨタはドイツのチームだもん、感情移入なんか出来ないですよ)。

 そして琢磨選手だけでなく井出選手や左近選手を起用し、時代遅れなマシーンで奮闘を続ける姿には本当に勇気づけられ、特に鈴鹿最後の年に目の前でライバルチームと互角の戦いを繰り広げる姿には、「このチームを応援してきて良かった...」と込み上げるモノがあり(今となっては少々大げさですが)相変わらず不遇な自分もいくらか「救われた」ような気になりました。

 その当時から「資金難」は囁かれていたのですが、私的には「ずっと続いていくモノ」だと心のどこかで「F1にも良心がある」と信じていました、なので今回の一件は「スーパーアグリ」に対してだけでなく、「F1」に対する思い入れさえも喪失してしまいそうなくらいショッキングなことで、今シーズンだけでなく今後もF1を「見て楽しもう」(模型を作ろうという気はおそらく無くならないと思いますが)といった気にはなれないのが今の心境です。

 なのでよほどのことがない限り今シーズンはF1に関しての話題はコレが「最初で最後」だろうと、本当であれば各媒体で報じられているように私もこの件に関し色々と言いたい愚痴もあります、チームの消滅は琢磨選手の今シーズンの終了でもあるのですから...ファンとしては本当にやるせないです。

080504124746_1   しかし引き際だけを見れば、チームオーナであるアグリ氏が自ら立ち上げ、他者にチームを売却することなく自ら終止符を打ったこと、その潔さには同じ日本人として誇らしく思うべきなのかもしれません。

 だからこそ私達ファンは、今回の決断やその引き際を惨めなモノにしてはいけない、成し得なかったその思いを受け止め、次なるチャレンジャーの登場時に向け今より出来る「何か」を探さなくてはならないのかも...とはいえこの喪失感は早々に解消できるモノでは無いのも事実...やっぱり前向きにはなれそうにもありません。

Sa380151001  なので今の私にはこの言葉を言うのが精一杯でしかないのですが、アグリ氏に琢磨選手、そしてチームスタッフやスポンサー等全ての人に対し、改めて以下の感謝と敬意を表します。

「2年とチョットの間一緒に夢を見て、勇気づけてくれて有り難う!!!本当に辛いけど同じ日本人としてとても誇らしく思います」。

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